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【株式】松井証券の取引データから見る市場の動向

変動の大きい株式市場。景気の動向もやや不透明であり、株価の変動性は高くなるばかりである。

1000円以上も変動する市場ではかなり個人の一般的なトレーダーでは入りにくいもの。

経験豊かなトレーダーの多い松井証券の月次の開示データで市場の行方を占う。

■画面に表示された数字は無作為に抽出された乱数を使用しています。実在するものとは無関係です。■被写体の人物はストックフォトモデルです。撮影許諾を得ています。【モデルリリース:取得済み】

 

松井証券の取引統計を確認してみました。

 

信用取引件数


 

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信用取引は現物が横ばいの中、増加傾向にある。変動の大きな市場において、

大きく下落した時に割安になった銘柄をレバレッジをかけて購入し、短期で利益をとる取引が増加していく局面であると思われる。

この1年間では現物取引の比較的長期の取引が横ばい、微増にとどまる中、信用取引件数はこの数か月で急増している。

より短期的な利鞘を狙った取引が増え、市場はよりボラタイルになって行く可能性が高い。

 

 

信用取引残高


信用取引の残高を確認してみる。

買残高が売残高に比べ、かなり上回っており、買い持ちの信用取引がメインであることがわかる。

残高は売残高は減少傾向となっており、買い残高は横ばいからやや上昇となっている。

買持残高の評価損10.8%と大きく負けており、さらにロスが大きくなるようならば、追証やロスカット、諦めの損切も始まる可能性が高い。

一般にこれが20%以上になると追証の発生の目安とされ相場の転換点とされ、反転上昇することが多く、反対に0%に近づくと天井が近く、反転し下落していく傾向があるとされる。(あくまでも目安)

大きく下げて、パニックの売りが発生し、その後に上昇に転ずるのが多いパターンだ。

 

いままでの相場の上昇幅が大きかったがために、若干今回は投資家の行動は読みづらい。

-10%でもかなり下げたと感じ売り急ぐ人も多いと思われ、今回は-10%程度でもかなり下げたと感じ、売りが出やすい状態にあると思われる。

追証のレベルまでは来ていないとしても、「冷静な売り」を引き起こしやすい環境にあると思われる。

そのため一段の下げ、急激な下げがないと再上昇に向かうことはないかもしれない。しばらくはこの数値にも注意が必要だ。

matui201508

 

 

 

 

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